硝酸態窒素

当社の多段式ポット栽培では、ポット内にバランス良く配合した機能性用土を用いておりますので、低硝酸態窒素の野菜が出来ます。
簡易測定ではトマトの搾汁を測定し、
ミニトマト(赤および黄)の2品目
について 「反応無し」 (NO3検出範囲0~18000mg/L)となりました。
簡易測定には「農大式簡易土壌診断キット みどりくんスターターキット」を使用しました。

硝酸態窒素は作物にとって必要不可欠な成分です。
硝酸→アンモニア→アミノ酸→蛋白質
へと合成されます。
通常は、根から吸収された分は葉で消費され殆ど残りません。
これが理想です。
アミノ酸は、N,C,H,Oから作られるために、光合成で作られた糖(C,H,O)が足りないと、Nが過剰になってしまいます。
つまり、過剰に吸収された窒素が余っているものを指しています。
この過剰になった窒素の一部が硝酸態窒素(NO3-)なのです。
土壌中に必要以上に遊離(無機)状態の窒素があると過剰に吸収され、余剰分は作物に蓄積されます。
すると、腐敗しやすく日持ちのしない、病害虫に弱く、おいしくない物になります。

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