季節が変わり、NCXXファームのある花巻市では最低気温が0℃近くまで下がる日もあります。
今回は、ミニトマトを秋~冬の間もおいしく育てるために必要な加温器と保温設備についてご紹介します。

下写真は灯油を燃料とする加温器です。ダクトを通り、あたたかい空気がハウス全体に広がります。

下写真は保温カーテンと空気膜用ファンです。保温カーテンは二重構造になっており、空気膜用ファンが動作すると保温カーテン内部に空気の層ができ、保温効果を高めます。
さらに、屋根面と側窓(外側、内側)も同様に空気膜用のファンがあるため、外気に対して多重の空気層を形成できます。

保温カーテンが開いている状態

保温カーテンが閉じている状態

空気膜用ファン

下図は空気膜がすべて形成された際のイメージ図です。

今回ご紹介した設備もICT機器により自動化および遠隔操作が可能です。
引き続き、ICT機器により効率の良い管理をし、品質の良いトマトを皆様に食べて頂ける様頑張って参ります。

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