3月も後半となり、ハウス内に暖かい日が差し込むようになってきました。
今回は農業ICTシステムを使用したハウス温度管理方法についてご紹介します。

下のグラフはある一日の温度推移を表しています。

温度管理のポイントは4つあります。
1. 日の出前から光合成適温にし、結露による裂果予防を行う。
2. 12時頃まで緩やかに温度を上げ、環境変化、昼寝現象(※1)を抑える。
3. 12時~16時は気温を上げ積極的に転流(※2)させる。

日の入前から気温を下げ同化産物(※3)を果実へ移行させる
※1昼寝現象 :糖、デンプンが葉緑体に集積し、光合成が抑制される事
※2転流 :光合成で出来た炭水化物が葉から果実や芽に動く事
※3同化産物 :植物の光合成によって合成されたデンプンやタンパク質などの有機化合物のこと。

これらの少し複雑に思える温度管理もICTシステムを導入すれば簡単に設定を行う事ができるため、ネクスファームでは高品質、高糖度のミニトマト生産を実現しています。

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