暖房機からの温風取り出し

フィルムで覆う前

側面の覆い

ポット間の覆い

冬季栽培の暖房対策として、ポットの位置を地面から持ち上げ、その下に温風を通してポット内の土温を下がらないようにする対策を行いました。
一般的にトマトの場合、土温(地温)は10℃以上にする必要がありますが、それ以下になると根の活動が止まり、地表より上がいくら温かくても、生育障害が生じます。
ポット土面までフィルムで覆い、その中に暖房機からの温風を筒状のフィルム(ポリパイプ)に通します。
この方法により、まずはポット自体が暖められ、覆いから漏れた暖気で環境温度が徐々に上昇するという仕組みです。
土温を上げることにより、根の活動を活発化させ、冬季の収穫量の増加を期待しています。
既存の暖房機は吹き出し口が3つしかないため、5列の栽培棚に温風を供給できるとように、温風誘導箱を新たに設置し、吹き出し口を5カ所設けました。
これで、均等に温風を導くことができます。

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