一昨年より、（株）きのこのSATO様と取り組んでいる「いわて農商工連携ファンド事業」について、２年目の取組を行っておりますが、概略内容としてきのこ栽培環境データの取得により、１年目は異常報知、２年目は環境制御となっています。

https://www.ncxx.co.jp/wp/wp-content/uploads/2013/05/2013-05-02_Sfzc.pdf

この度、環境制御を実現すべく機器の設置が完了致しました。
昨年2014年の10月に幕張メッセで国際次世代農業expoに参考出展致しました、当社農業ICTシステムを改良し、運用試験を開始致しました。
当社農業ICTシステムにてセンサリングされた圃場環境情報値を基に、圃場に設置された温水の通水と電動ファンによる熱交換機のファン電源の制御により、時間／温度の設定値に基づく圃場温度制御を行う仕組みです。
熱交換機の電動ファンはAC200Vにより駆動されているため、当社コントローラーのリレー出力により、電動ファンの電源ラインに設置したマグネットスイッチにより電源を開閉することで加温開始／停止のコントロールを行っています。
また一歩、製品開発が進捗しました。
今後の製品化に向けてさらに取り組んで参りますので、ご期待ください。

実際に圃場に設置したマグネットスイッチ／左下のケーブルがコントローラーのリレー出力と接続しています

圃場に設置されている熱交換機／この電動ファンをON/OFFします