今年の冬は暖冬ですね。

岩手花巻は現時点で根雪となるような降雪はありません。

しかしながら、天候が良いとも言えず、曇や雨の日がほとんどです。

さて、そんな天候の中でネクスファームのGOLDEN BERRYは少ない日射を通路の反射シートを使って有効に生育に使ってすくすくと育っています。

生育には適当な温度と光と水、そして二酸化炭素が必要です。

画像は1月12日と18日の二酸化炭素のグラフですが、夜間は呼吸しますので600ppm程度まで上昇し、朝明るくなると光合成を始め300ppmを下回るくらいまで二酸化炭素が減少します。

通常、冬期の栽培施設は外気が冷たいこともあり、温度を下げないように換気窓は閉めた状態が多いですが、そのような状態だとこのグラフのような変化になります。

そのような中で、光合成促進剤などの散布で施設内でエンジン散布器を動かすことがあります。

エンジンは燃料と酸素を使って動きますので、排気ガスとして二酸化炭素が排出されます。

18日にエンジン散布機を動かしたのですが10:30から11:00頃は二酸化炭素量が急激に増加しましたが、その2時間後には平常値となっています。

この間、換気窓は閉め切りでしたので「斜線部の二酸化炭素はどこに行ったか?」というと、GOLDEN BERRYの光合成に使われています。

これぞ、「排気ガスも無駄にしない」サステナブルな行動でしょうか。

ネクスファームのゴールデンベリー商品は自社のオンラインショップに加えて様々なオンラインショップで販売中です。

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