ゴールデンベリーの栽培では、病気はほとんどでなくていいのですが、虫との戦いが中心となります。

特にハウス栽培においてはコナジラミが厄介です。

同じナス科のトマトでは黄化葉巻病のウイルスを媒介するので徹底的な防除が必要ですが、

ゴールデンベリー/食用ほおずきにおいてはコナジラミの排泄物にカビが付いてガクが汚れるという症状となります。

ガクが汚れると商品価値を低下させてしまいますので、要防除の害虫となるわけです。

ゴールデンベリー/食用ほおずきはマイナーな作物となりますので、メジャーな作物と比べ、

使える薬剤が少ないのが現状です。

そこで初期の防除として、薬剤ではなく「捕虫シート」があります。

かんたんに説明すると「のりの付いた黄色いシート」で、黄色は虫が大好きな色で、

そこにとまった瞬間に粘着剤で動けなくするというものです。

かんたんで非常にいいのですが、不都合もありまして、虫でないものも捉えてしまいます。

例えば、作業している人の衣服や、写真のように「葉」。。。

なるべく栽培管理の際に触れないように作業するのが、気を使うところです。

徐々に実も大きくなってきました。

収穫に向けて、栽培管理を行ってきます。

　　

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