ゴールデンベリーは通常、種から栽培します。

ネクスファームで栽培しているゴールデンベリーは固定種なので2017年より自家採種をしています。

豆知識ですが、ホームセンターや種苗店で売られているいろいろなタネのほとんどは、F1種(Filial 1 hybrid、一代交配種)と呼ばれる一代限りの異なる性質の親からできる種です。

例えば病気に強い遺伝子をもつものと根張がいい遺伝子をもつものを交配し病気に強くて根張がいい子(種)ができたとすると、その特定の親を交配し続けることでF1種を作り続けることができます。

多くは多収穫や耐病性をもち作りやすいように改良されています。

ですので、F1種からできた種から育ったものは全く違う性質を持ってしまう可能性もあり、最悪は発芽もしないことがあるようです。

一方、固定種はずっと種を同じ親から取り続けているものです。

野菜が本来の持つ、独自の味を楽しむことができます。

固定種のタネは、自家採種を繰り返すことで、その土地の気候・風土に合うように徐々に変化していくようです。

例えば「下仁田葱」「桜島大根」などが有名ですね。

そんな岩手花巻の風土にあったゴールデンベリーを作り続けてまいります。

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